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Engineering Manager を名乗ってインターネットでやっていく人達にたいしてかなり強い忌避感を持ってて、というのもあの人達人事権と権限分掌の設計の話を全然しないじゃない。 Manager じゃなくて coaching staff とか名乗ったらいいと思うんだけど。
というのを書いて思い出したことがあってサイボウズのこの記事 https://blog.cybozu.io/entry/2022/11/04/173000 なのだが
- 本部長/副本部長:16の職能を分担し、人材マネジメントに関する意思決定を担う(3名)
- 人材マネージャー(部長):職能全体を見て、人材マネジメントに関する起案を担う(4名)
- サブ人材マネージャー(副部長):人材マネージャー(部長)から委譲された役割を担う(16名)
- アシスタント人材マネージャー:チームの一員としてメンター的な役割でメンバーと密にコミュニケーション し、人材マネージャーとの橋渡しも担う(32名)
とあって、これって「決断」する権限がある人は実質的に本部長と副本部長の 3 人だけで極度にトップダウンな組織なんですよね。「マネジメント」という仕事の「作業」に注目して人に分散していて、チームの権限を設計して責務を分担しているわけではない。つまりまったく組織が設計できていない。
こんな話ばっかりだと感じている。