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何故か大学で新しく工学部を作るという仕事をしていて(俺自身はDr.持ってないなんてものではなく高卒)、そこでやっぱり「社会人の学び直し需要は我々のチャンスだよね」みたいな話は出てくる。その話が出てくるたびに IDE にのってた「フランスではそういう需要は全部企業が機動力高めて吸収しており大学の出る幕などない」という記事を出してそれは無理ですね、という話をしている。逆に言うとアメリカの大学の産業としての巨大さ、機動力の高さはすごいという話でもあるんだけど。
なんとなく考えてることは二つあって
IDE とりあえず 10 年分ぐらい読んでみればみなが何を課題として認識して、何を解決できなかったかは分かると思うんよ。「それをあらためて自分達がやります」でもいいし「みんなできてないんだから自分達には無理」でもいいし何か判断はできる。
みんな自分と違って実績のある専門家(というか具体的にはプロジェクトにいるのは旧帝大の教授ばっかりだ)だからこそ、他の専門家の領域にたいする敬意があって下手に首つっこまないというのはあるんだろうけど、でもそれがゆえに無防備に無意識に首をつっこんでしまっている様子はどうしてもあるんよね。